【REPORT】SOMOSOMO 7th ANNIVERSARY ONE MAN LIVE「ROPPONGI PARTY NIGHT」

matsumoto

SOMOSOMOがデビュー7周年を記念したワンマンライブ「7th ANNIVERSARY ONE MAN LIVE『ROPPONGI PARTY NIGHT』」を、SOMOSOMO史上最大キャパシティとなるEX THEATER ROPPONGIで開催した。現体制6人での大型ワンマンはこの日が最後となる一夜だったが、タイトル通り「パーティー」を掲げたステージには、結成初期から最新曲までを横断する全17曲のセットリストが組まれ、過去最大規模の会場を隅々まで熱で満たすようなボリュームの本編となった。

パーティードレスの登場、ステージとフロアが一体になったオープニング

開演を告げるメンバーによるカウントダウン映像に続き、オープニング映像ではSOMOSOMOのこれまでの歴史が映し出された。パーティードレスに身を包んだメンバーが登場し、オープニングSE「SOMO START」からそのまま「bullet through!!!!!!!」へ。1曲目からスモークが盛んに焚かれ、間奏ではファンに肩を組むよう呼びかけて客席が大きく沸いた。

「EXシアターパーティーしようぜ!」の掛け声とともに「Go my 人生!」へなだれ込むと、2曲目から早速メンバーが花道に上がり、フロアとの距離をさらに縮めていく。そして結成初期からの代表曲「ミーチューグッモー!」でオープニングブロックを締めくくった。サビのメンバーの掛け声に合わせて客席は拳を掲げて応え、後方の客席までもが両手を大きく掲げるなど、ステージとフロアが一体になった光景が広がった。

デビュー当時から歌い継がれてきたこの曲が、SOMOSOMO史上最大キャパシティという今夜の会場に鳴り響く。その光景は、7年前の小さなライブハウスから積み重ねてきたステージの記憶を、聴く者の中に自然と呼び覚ますものだったはずだ。今夜という一夜のパーティーが決して今日だけのものではなく、7年間ずっと続いてきた延長線上にあることを、言葉ではなく曲そのもので語りかけているようだった。

「EXシアター楽しんでますか!」の呼びかけから始まったこのMCでは、7月1日のデビュー7周年、そして初めて立つEX THEATER ROPPONGIのステージについてメンバーが語った。客席がはっきり見えることへの驚きと喜びを口々に語り、「今日一日中ずっと絶対誰かと目合うからね」と客席に呼びかける場面も。本公演の発表から半年、チケット100枚完売を目指した個人企画や、60日間連続で持ち回りの生配信を続けてきたことを振り返りながら、「こんなみんなの顔を見れてよかった」と喜びを噛みしめた。花道が設けられた過去最大規模の会場の広さにもメンバーは驚きを見せ、「今日は最高の中の最高の1日でよろしくお願いします」という言葉でMCを締めくくった。

全時代を駆け抜けるソロメドレーから新曲「MONSTER FEVER PARTY」、そして新メンバー発表へ

MC明けは、メンバー1人ずつマイクを持ってのソロメドレー。トップバッターのシャンシャン マイは「TAnGlers」で、大きなこのステージをひとりで支配するような迫力を見せた。続くトマラナイ チヒロは「いつかこの星は塵となって!」をステージ前方に出て、客席のひとりひとりに語りかけるように歌う。3番手ゴゴノ コトコの「DANCING DANCING!」では照明が赤と紫に変わり、エレガントな雰囲気に。

4番手コモレビ ヒヨリは最新曲「僕らのままで」を担当し、パーティーの空気を湿っぽくすることはないように、それでもファンの間には確かな想いを感じさせるパートとなった。5番手ツクヨミ ケイコの「必然性ユートピア」は、紫の照明とミラーボールの中でドレスと歌声がともに映える時間に。そして最後、アルティメット ミキは「マイエール!」で走り込みから転がるようなパフォーマンスも含め、持ち前の全力なスタイルを全身で表現.メドレーの最後は6人が肩を組んで歌い、締めくくられた。結成初期から本編1ヶ月前配信の最新曲までを一気に駆け抜ける、めまぐるしくも一人ひとりの個性が際立つブロックだった。

そのメドレーの直後に演奏されたのが「MONSTER FEVER PARTY」。実はこの日が初披露となる新曲で、ユーロビート調でミラーボールを活かした演出とともに届けられた。振り付けはトマラナイ チヒロが手掛けたといい、パーティー仕様の新衣装も新曲のイメージに合わせて用意されたことがMCで明かされた。タイトルの「モンスター」とは、そももん(SOMOSOMOのファンの呼び名)を指しているのだとメンバーが説明した。シンプルで楽しい振り付けで、初披露にもかかわらず客席もしっかり踊らせる作りになっていた。ここから本編の軸である「パーティー」の空気を前面に出すブロックの転換点となっていく。

続けて刺激の強いドラムンベースサウンドの「ソーシャル ヘイト ネット」。そして宇宙的な世界観の「ステラ」は、コモレビ ヒヨリが加入から3年を経て初めて作詞が採用された曲。ミキ・コトコ・ケイコの歌詞がすでに強い個性を放つ中、自分らしさを出そうと試行錯誤して生まれた1曲で、ヒヨリ自身「私もSOMOSOMOのメンバーとしてここにいるよ」というメッセージを込めたと明かしている。以降ライブでも披露機会の多い定番曲となった、そんな背景を持つ曲だ。続けてキャッチーで盛り上がる「TEPPEN☆」、落ち着きと強さの両面を感じさせる「ネバーランド」と、テンポや温度の異なる楽曲が次々に展開された。

今夜もうひとつの目玉となったのが、このMCでの新メンバー発表だ。酒井プロデューサーが登壇すると、新メンバーオーディションのダイジェスト映像がモニターに流れた。多くの応募がある中で厳しい審査を思うように超えられない参加者たちの姿や、最終審査に臨む候補者たちの想いが映し出され、「誰が残ったのか」という緊張感を残したまま映像が終わると、いよいよ発表の瞬間へ。新メンバー4人が、自分の名前が大きく書かれた画用紙を手に登場し、現メンバーを含めた10人がステージに並んだ。審査にもずっと立ち会ってきた現メンバーから、新メンバーへの想いが語られる場面もあった。

新メンバーとして発表されたのは、ラーラ ライヒナリ ナリニトリ(仮)ヒノメ ミッポの4人。元気で暴れん坊系というラーラ ライは「みなさんのこと絶対に横アリ連れていきます!」と意気込みを語り、ヒナリ ナリは「7年の歴史を大切にしつつ、ここから新しいSOMOSOMOを作っていきます」とコメント。ニトリ(仮)は「ここなら自分のやりたかったこと、叶えたい夢、見たい景色全部あると思っています」としたうえで、「今日から、たった今からニトリ(仮)の夢は、SOMOSOMOで横浜アリーナに立つことになりました。果たすために全力でガムシャラに生きていきます」と宣言。

ヒノメ ミッポは「SOMOSOMOという最高のチームで最高を更新し続けるために全身全霊で走っていきます!」と語った。8月からは、7月26日の卒業を経て残る現メンバー3人と新メンバー4人を合わせた計7人が、新体制のSOMOSOMOとして活動していくことも発表された。新体制でのお披露目は8月2日を予定している。

メンバー全員でチケット1000枚達成を成し遂げた本公演。そのステージ上で発表された新メンバーのお披露目は、7年間積み重ねてきたSOMOSOMOの歴史に新たなページが加わる瞬間として、この日一番の高まりを会場にもたらした。 事前インタビューでシャンシャン マイが明かしていたように、本公演のチケットを売るために159kmの自転車走破とバンジージャンプに挑戦し、配信を観ていた視聴者にチケット100枚を売り切ってみせるほどの追い込みがあったことも、この1000枚という数字の背景にある。ここまでの前半で見せてきた勢いが失速するどころか、新メンバーを迎えてなお加速していく――そんな空気を強く感じさせるMCとなった。

6人の想い、パーティーはフィナーレへ

「あなたたちと過ごせた今日までのこの時間が、SOMOSOMOにとって希望となっています。だからみんなにとっても、これからもSOMOSOMOが希望でありますように」というメッセージとともに披露された「七変花」は、変わっていくものと変えられない想いを歌う一曲。「ずっと忘れないままで 彩っていく」という言葉は、SOMOSOMOの卒業メンバーとファンへの約束のように感じられる。続く「never-ever」は、これが終わりではないということを、SOMOSOMOらしい力強い歌でドラマチックに伝える。「この歌を夢で終わらせない」と宣言し、この曲を締めくくった。

短めのMCを挟み、卒業するメンバーから「この歌に乗せて伝える」という言葉とともに「With me」へ。深い青の照明に包まれたこの曲のCメロでは、メンバーの歌声に応えるようにファンが何度も腕を高く突き上げていた。

その後はSOMOSOMOの壮大なアンセムである「QUEST」、続く「コンパス」では、シャンシャン マイの「私たちも向かっていく方向は同じ」というメッセージから始まり、SOMOSOMOとファンが目指す先をともに指し示すように、会場全体で拳を天に突き上げるシーンが生まれた。この2曲は、夢に向かって走り続けるSOMOSOMOの楽曲に一貫して流れる覚悟を直球で伝えるナンバーであり、新メンバー発表の余韻を携えつつも現体制の勢いを落とすことなく、バンドサウンド主体の楽曲が展開されるブロックとなった。

ここで6人ひとりずつからメンバーコメントが贈られた。トマラナイ チヒロは「SOMOSOMOで活動したのは3年なんですけど、アイドル歴は6年ぐらいになってて、SOMOSOMOじゃなかったらこんな景色見えなかっただろうなって思う」としたうえで、「これが最後だと思って、大きい景色を目に一秒一秒焼きつけたので、超楽しかったです」と振り返った。シャンシャン マイは「大きいステージに立ちたくてアイドルを始めた」ことに触れ、「本当に楽しいことばかりじゃなくて、嫌なこともいっぱいあったけど、私は今日のこの景色を見るためにここまで続けてこれたんだと思いました」と語った。

ゴゴノ コトコは酒井プロデューサーに誘われた経緯を振り返りながら「気づいたらノリで7年っていう、バグってると自分でも思う」と笑い、「まだまだ振り回していくんで、8年目もよろしくお願いします」と締めくくった。続くツクヨミ ケイコは、直近の卒業発表後に特典会で「ケイコやめないんだね」と言われたエピソードを明かし、「やめねえよ!」と返したことを話すと客席が沸いた。「別にやめるのが正しくないとか、続けるのが正しいとか、そういうことは全然なくて。ただ私はSOMOSOMOでもっとできることがあるなと思って、残ることにしています」「この7年でどのメンバーが入って、どのメンバーがやめていったことも、何も間違いじゃない」と、この7年の歩みそのものを肯定した。

コモレビ ヒヨリは「今年、私にとって最後の大型ワンマンだったんですけど、今日、この景色が見れて、6年8ヶ月アイドル頑張ってきて本当によかったなって思いました」とコメント。そして最後にアルティメット ミキが登場し、楽屋にあった七夕の短冊に書いた願い事として「SOMOSOMOを終わらせないこと」を明かした。「最後までSOMOSOMOらしく、バーッと楽しくみんなで過ごせたらいいなという思いでいます。横浜を目指していたり、その先にいろんな道があると思うんですけど、どこにいたってSOMOSOMO最高だぞ、ってこれからも証明したいと思っています」と語り、「あとちょっとのパーティも楽しみましょう」と最後のVTRへつないだ。

メンバーコメントに続き、全国5会場を巡る新体制お披露目ツアーの開催が発表された。それで終わりかと思われた映像はそのまま止まらず、年明け2027年2月5日には豊洲PITでのバンドセットワンマンライブという発表まで飛び出した。Zepp Shinjuku、EX THEATER ROPPONGIと会場を拡大させてきたSOMOSOMOが、続けて豊洲PITを発表するスピード感には圧倒される。本気で横浜アリーナを目指しているのだということを、あらためて実感させられる重大発表となった。

常勝進軍、そして「売れたいマジで!」

力強いメッセージ性を持つ「You are RIDER」では、落ちサビでオリジナルメンバーである3人(アルティメット ミキゴゴノ コトコツクヨミ ケイコ)が花道に並び、頼もしい表情で歌う場面から、明るく楽しい「完全勝利かむとぅるー」へつなぎ、SOMOSOMOの常勝進軍を期待させる空気に。間奏ではメンバーからサイン入りのボールが客席へ投げ込まれた。この曲定番のラスサビ前のアルティメット ミキのアレンジで「目指すのは全員の幸せだ!」という一言が加えられた。アルティメット ミキは事前インタビューで「ちゃんとみんながしあわせになる終わり方には絶対にしたい」と語っており、この日のひと言はその想いをそのままステージで体現したものと言えるだろう。

もっとも、その「全員の幸せ」は妥協して終わることを意味しない。本編最後を飾ったのは「売れたいマジで!」。2025年7月の6周年ライブ「If」では、この曲の披露にあたってゴゴノ コトコが「SOMOSOMO、売れたいまじで!」とコールしたことが伝えられているが、その約束は7周年を迎えた今もまだ十分には果たされていない。だからこそ、まだまだ「売れたいマジで!」なのだ。銀テープが舞うEX THEATER ROPPONGIの中、メンバーとファンが大きく手を振り合い、本編は幕を閉じた。退場中のBGMと共に、メンバーはステージを去った。

ツクヨミ ケイコは本公演を控えた事前インタビューで「全身全霊で臨んで、泣けちゃうぐらいのパーティーナイトにします!」と語っており、この日はまさにその言葉通りの熱量を体現するステージとなった。

なお、コモレビ ヒヨリシャンシャン マイトマラナイ チヒロの3人は7月26日の公演をもって卒業する。現体制で迎えられる大型ワンマンはこの日が最後となるからこそ、1日1日大切に積み上げてきたものが伝わるステージだった。アルティメット ミキは事前インタビューで「SOMOSOMOを終わらせないことが私の夢です」と語っていた。今回お披露目された新メンバーを迎え、SOMOSOMOは次の章へ向かっていく。8年目も「このままじゃおわれない」勢いは、これからも加速していく。

PHOTO:泉健也、白石達也

TEXT:松本新之介(.yell inc.)


【ライブ情報】

SUPER SOMO LAND -HIYORI MAI CHIHIRO LAST LIVE SP-

【仙台公演】

SUPER SOMO LAND in SENDAI -HIYORI MAI CHIHIRO LAST LIVE SP-

2026年7月20日(月祝)

18:00 / 18:30

LIVE STUDIO RIPPLE

チケット

・VIP ¥10,000(4特典)

・一般 ¥2,500

・新規 ¥500 

購入はこちら → https://ticketdive.com/event/SUPERSOMOLAND_SENDAI

【名古屋公演】

SUPER SOMO LAND in NAGOYA -HIYORI MAI CHIHIRO LAST LIVE SP-

2026年7月23日(木)

19:00 / 19:30

DAYTRIVE

チケット

・VIP ¥10,000(4特典)

・一般 ¥2,500〜¥2,800

・新規 ¥500 

購入はこちら → https://ticketdive.com/event/SUPERSOMOLAND_NAGOYA

【東京公演】

SUPER SOMO LAND in TOKYO -HIYORI MAI CHIHIRO LAST LIVE SP-

2026年7月26日(日)

18:20 / 18:50

space ODD

チケット

・VIP ¥10,000(4特典)

・一般 ¥2,800

・新規 ¥500 

購入はこちら → https://ticketdive.com/event/SUPERSOMOLAND_TOKYO


SUPER SOMO LAND -最後に好きな事好きなだけやるよ!SP-

2026年7月26日(日)

13:00 / 13:40

space ODD

チケット

・VIP ¥15,000(前方+豪華5特典)

・一般 ¥2,800

・新規 ¥500 

購入はこちら → https://ticketdive.com/event/SUPERSOMOLAND_SP


セットリスト

OP. SOMO START

M1. bullet through!!!!!!!

M2. Go my 人生!

M3. ミーチューグッモー!

M4. 〈ソロメドレー〉

    TAnGlersいつかこの星は塵となって!DANCING DANCING!

    →僕らのままで必然性ユートピア(→マイエール!

M5. MONSTER FEVER PARTY ☆初披露

M6. ソーシャル ヘイト ネット

M7. ステラ

M8. TEPPEN☆

M9. ネバーランド

M10. 七変花

M11. never-ever

M12. With me

M13. QUEST

M14. コンパス

M15. You are RIDER

M16. 完全勝利かむとぅるー

M17. 売れたいマジで!

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