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京都ボロフェスタにでんぱ組.inc登場!観客熱狂のステージを振り返る

dot yell編集部
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2024年もまたあの熱狂がやってきた。11月2日から4日にかけて行われたこのイベントは、音楽好きなら一度は足を運びたくなる京都のミュージック・フェス。最終日の11月4日、KBSホール ORANGE SIDE STAGEにでんぱ組.incが登場し、観客たちを熱狂させた。

京都ボロフェスタとは?

まずは簡単に京都ボロフェスタについておさらいしておこう。

京都ボロフェスタは、2002年から続くインディーズの聖地とも言える音楽フェス。特徴は何と言ってもそのブッキング。主催者が「観たい! 呼びたい!」と感じたアーティストだけをラインナップに入れるという熱意あふれるスタイルだ。今年も多彩なアーティストが集結し、その選び抜かれたメンツたちが京都の空気を熱くした。

さらに、このフェスはインディ精神を体現したようなイベント運営も見どころ。100人以上のボランティアと主催者が一丸となって作り上げるフェスで、参加者もその熱意に共鳴し、毎年大いに盛り上がる。

でんぱ組.inc、KBSホールでの熱狂の瞬間

さて、そんなボロフェスタの最終日、KBSホールのORANGE SIDE STAGEにでんぱ組.incが登場すると、会場のテンションは一気に最高潮に。彼女たちは全8曲のセットリストで、観客を笑顔とエネルギーで包み込んだ。

まずはオープニングナンバー「ギラメタスでんぱスターズ」で火をつけ、そのまま「商売繁盛!元祖電波屋!」でさらに会場はヒートアップ。MCを挟んで「衝動的S/K/S/D」と「キラキラチューン」で畳み掛けるようにパフォーマンスを披露。観客はステージから目が離せないほど引き込まれていた。

「くちづけキボンヌ」のキャッチーなメロディにオーディエンスは身を委ね、「バリ3共和国」と「FutureDiver」で会場は熱気に包まれた。

クライマックスの「でんでんぱっしょん」でドラゴンが客席に飛び回る演出が繰り広げられると、会場はまさに沸騰。彼女たちの全力のパフォーマンスと観客のレスポンスが絶妙に噛み合い、その瞬間がまるで永遠に続くかのような高揚感に包まれた。

でんぱ組.incとボロフェスタ、12年の集大成

京都ボロフェスタはその場にいる全ての人を巻き込み、一つの大きなうねりを作り出す。その独特な空気感は、ただ音楽を聴くだけでなく、同じ場所で同じ音を感じ合う一体感こそが醍醐味だ。

でんぱ組.incが2012年に初めてボロフェスタに出演してから12年。来年の1月にエンディングを迎えるでんぱ組.incにとって、12年にわたるボロフェスタと彼女たちの歩みは、今回で一区切りを迎える。その最後のステージは、観客の心に深く刻まれたであろう。

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