【REPORT】2026年4月20日(月) 渋谷WWW X TOKYO PINK FES! Vol.30【Part2/2】

matsumoto

絶対少女

ポップでかわいらしいSEと共に、ステージについに絶対少女が登場した瞬間、会場は甘くキラキラした期待と興奮で一気に沸いた。 大森靖子が「全ての女の子を肯定しろ」というコンセプトで集めた新ユニット。

これまでのTOKYO PINKとは一味違う、王道アイドル感のある衣装やメンバーカラーが印象的。それでいてTOKYO PINKのDNAを受け継いだ、「王道なのに新しい」グループであった。

個性豊かなメンバー10人という過去最大規模の体制に、期待が膨らみまくっていた。

お披露目前からSNSを賑わせていたデビュー曲のフレーズ「君のせいでアイドルなんかしなきゃいけなくなっちゃったぞ」が、まさにその期待を象徴していた。

SEが流れると、果物モチーフの可愛らしい衣装がステージを優しく彩り、10人のシルエットが浮かび上がる。

1曲目『世界で一番幸せなアイドル』

大森靖子作詞作曲のデビューシングルで、「君のせいでアイドルなんかしなきゃいけなくなっちゃったぞ」「病んでも安定かわいい」「世界で一番幸せなアイドル」という歌詞を、10人の個性豊かな声で一斉に歌い上げた。

この曲と続く ピースがぴーすにできまてんの振り付けは、いどみんが担当。メンバー挨拶のポーズもいどみん考案で、とてもかわいい仕上がりだった。MCでは、メンバー一人ひとりが緊張を感じさせない笑顔で自己紹介。

多くの子が「大森靖子さんに憧れて」と素直に語る姿に、会場は大興奮。

MCもかわいく楽しく、10人体制でありながらテンポよく進むメンバー紹介が光っていた。

MC後、「このあとの楽曲はどうするんだ?」と会場中が見守る中——

桃夭モモヂの「ねーチューして」という可愛らしい掛け声で始まった『チュープリ』。

ZOCXとはまた違う、絶対少女が表現するふわふわで甘酸っぱいかわいいチュープリに、会場は笑顔に包まれた。

続いて『ピースがぴーすにできまてん』は、ふわふわしたどこか懐かしいやさしさのある雰囲気で包み込み、歌詞の終わりにメンバーのツーショットを思わせる背中合わせのピースがまた、とてもかわいらしかった。 

さらに『人生しよっ!』では、随所に挟まれるソロパートやユニゾンいずれも高いレベルで歌い上げられ、10人全員の個性と一体感が際立っていた。

そしてラスト『 復讐⭐️スターライト』。

ZOCXの猫猫猫はうが振り付けを担当したこの曲は、これまでの楽曲と比べるとたたかう女の子のような少しかっこいいけれど、絶対少女らしいかわいい雰囲気。

苺ユルの甘い歌声でのソロやシャウトが一度聴いたら忘れられなくなるほど印象的で、曲の終わり際に2人ずつペアでポーズを決めるシーンは、メンバーの仲の良さを感じさせてグループの魅力を際立たせていた。

公開済みの『世界で一番幸せなアイドル』だけが新曲かと思わせて、チュープリを除いた残りはすべて大森靖子プロデュースの完全新曲という力の入れ具合に、会場全体が驚きと喜びでざわついた。

すべてオリジナル曲で、短いセットながら「可愛さ・病み・肯定・復讐」という絶対少女の多面的な世界観を完璧に凝縮。

初ステージで10人体制でありながらパフォーマンスも安定しており、MCもかわいく楽しく、全員があのオーディションを乗り越えてきたメンバーなのだと改めて実感させられる、ハイレベルな新人たちだった。

合宿を勝ち抜いた10人が、先輩グループと同じステージで堂々と輝く姿は、まさに「オーディションの続き」が現実になった瞬間。

絶対少女は今日、ここから本当のスタートを切った。

ZOCX

TOKYO PINK FES! Vol.30の最後を飾ったのは、ZOCXだった。

THE PINK MINDSの強い覚悟の新体制、MAPAの展開する幅広い世界観、絶対少女のデビューという、3グループの熱狂が最高潮に達した後に登場したZOCX。

既に会場が完全に盛り上がり切った状態でステージに立った彼らは、事務所の核として「今日最高の熱狂と声出し」を一気に誘発する。

深紅のストロボライトを浴び、ZOCXは代名詞とも言える『 ZOC実験室』でフェスのトリの口火を切ると、一瞬にして会場を彼らの鬼気迫る世界観に引き込んだ。 

既に3組で熱狂の炎を燃やし尽くしたはずのファンも、疲れを忘れたようにペンライトを振り回していた。

続く『flop』 では天國3ゅ姫と猫猫猫はうの綺麗で味わい深いハモりなど、現体制強みを多分に活かしたパフォーマンスでファンを惹き込む。

曲の終わりにライトが落としたかと思えば、千椿真夢の歌い出しで次の曲が流れ出す。力強いメロディに合わせて、暗闇の中を眩しいバックライトが6人を照らす。順に立ち上がっていく6人の姿に客席からは「『family name』きた・・・」の声。

グループのデビュー曲であり、代表曲である『family name』。言わずと知れた「クッソ生きてやる」というフレーズで絶望に反抗するこの歌に、会場に集まる多くのファンが救われてきた。サビでは大森靖子が腕を振り上げるのに合わせて、ファンが右腕を突き上げる。

ZOCX前半戦、既に会場の心は一体になっていた。

MCではメンバーたちが「大御所感を出さないように」と冗談めかしては、ライブに戻ろうとしたと思えば、大森靖子の髪にネックレスが絡まり絶妙な間が生まれる。

そんなこともお構いなしの、むしろ貫禄のありすぎる独特のMCの流れで、ようやく準備の整った大森靖子の口から告げられた次の曲は

「『CUTTING EDGE』」

カバー中心だった頃のTHE PINK MINDS、グループオーディション2026の最終審査課題曲。事務所全体で歌い継がれてきた、TOKYO PINKの精神を表すようなこのナンバー。

歌の終わりにはメンバーの真剣な表情も一度溶けて、優しい笑顔が浮かぶのが印象的であった。

流れるようにZOCXのラストソング『QUEEN OF TONE』がくる。

「叶わなくても消せない想いの方が強くて、自分を輝かせる。」かつて新メンバーとしてこの楽曲のMVの中心を務め、TOURにも参加した荼緒あいみ。ずっとこの場所で歌い続けてきた彼女が、4グループ目を迎えるTOKYO PINKのトリとして『QUEEN OF TONE』を歌う姿は情熱的で、ライブ後のポストや配信でも感動や感謝を伝えるコメントに溢れていた。

既に3グループが全力で盛り上げた後の登場だったにもかかわらず、ZOCXは一瞬で会場をZOCXの色に塗り替えた。

EDSEが流れるまで、会場は完全にZOCXの渦に飲み込まれていた。

最後のアンコールでは全グループが集合し、『非国民的ヒーロー』を合唱。

4グループのメンバーたちがステージ上で仲良く絡み合い、笑い合いながら歌う姿は、グループをまたいだ先輩後輩の愛おしい景色そのものだった。

過去と未来のTOKYO PINKの景色が重なる、このフェスにふさわしい全てのアイドルとファンにとって、優しくも熱いフィナーレであった。

PHOTO:汐留シユ


【ライブ情報】

「歌舞伎町大森靖子祭2026」

開催日:️6/14(日)

open 16:30 / start 17:00

会場:KABUKICHO TOWER STAGE

●出演

大森靖子、ZOCX、MAPA、THE PINK MINDS、絶対少女、Zavage

●前方エリアチケット

①トーピンVIP ¥20,000

 特典:ブロマイドセット、オリジナルラバーバンド

大森靖子、ZOCX、MAPA、THE PINK MINDS、絶対少女のライブを前方エリアでご覧いただけます。

17:00 集合・整列開始

②他社VIP ¥5,000

Zavageのライブを前方エリアでご覧いただけます。

16:15 集合・整列開始

・先行抽選期間 4/29(水)18:00-5/12(火)23:59

・一般販売期間 5/15(金)22:00-6/13(土)23:59

チケット販売ページ

https://t-dv.com/oomoriseikomatsuri2026

★一般エリアは無料で観覧いただけます

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「歌舞伎町大森靖子祭2026 早朝社長面談」

開催日:️6/14(日)

open 07:00 / start 07:30

会場:新宿LOFT PLUS ONE

●出演

大森靖子

宇城茉世、紫凰ゆすら(MAPA)

海老一陽南、東出つ輝、北川すず奈(THE PINK MINDS)

楚歌

●チケット ¥3,000+1D

https://livepocket.jp/e/4i1iw

4/30(木)22:00〜販売

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